①こんにちは! 川崎市宮前区のガラス・サッシ屋の(株)イシヤマです。 今回はこちらのマンションの出入り口ドアの不具合でお問い合わせをいただきました。 オートロッック式のドアですが床に埋め込まれたフロアヒンジの故障でドアが勢いよく閉まったり、途中で止まったりしている状態でした。
②ピボットタイプのフロアヒンジでした。 中でオイルが漏れ、油圧の経路にゴミが混入しているため、それが時々詰まってしまいドアが閉まらない状態になってしまします。
③まずはオートロックの結線を解除していきます。 ドア上部にはなぜかドアクローザーが設置してあります。 別の業者さんがフロアヒンジ交換を諦めて取り付けていったと思われます。
④オートロックを解除したらドアを一旦外します。
⑤フロアヒンジの蓋を開けたところ納まっているケース箱はそこまで腐食していなかったので中身のみの交換となりました。
⑥腐食してオイルまみれのヒンジを撤去していきます。
⑦新しいヒンジの中身に交換して設置していきます。
⑧フロアヒンジの交換が終わったらドアを元通りに吊り込んでいきます。
⑨オートロックの結線を復旧して正常に施錠されるか確認していきます。
⑩最後にドアの開閉スピードなどを調整して完了になります。 マンションやビルなどのオートロックドアは当然ですがドアがしっかり閉まらないとオートロックが作動しません。 せっかくの防犯効果も台無しになってしまうのでドアの動きがおかしいな?と感じたら早めの交換をご検討ください。 実際にオートロックが作動しない状態で使い続けて夜中に侵入者やゴミのポイ捨てなどが確認されたケースもございます。オートロックドアの交換、修理に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。
Comments